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INFOBAR xvに勝算はあるのか

time 2018/07/18

INFOBAR xvに勝算はあるのか

突然の発表にガジェット好き界隈、そしてファンは沸きに沸いた。
満を持して発売されるauの人気シリーズ「INFOBAR」の最新機種「INFOBAR xv」の発売が今年秋に決まったのだ。

INFOBARの歴史だなんだと言うのは散々大手メディアも公式でも取り上げているので、
勝算があるかどうかを自分なりに考えてみたいと思います。

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まず「勝つ」とはなにか

発売するからには売れないと意味がありません。
開発費の元を取る、というのは大前提としてさらにそこから利益をあげることが商売なわけです。
ここでは「勝つ」ということを3つに分けて考えてみたいと思います。
そして「勝つ」という表現は「誰かに、どの機種に、どの勝負に」とかではなく過去のINFOBARの汚名を晴らせるか、ということでもあります。

①販売台数として勝つ

まずは大前提であるこちら。
しかし残念ながらしっかりとした情報として販売台数が発表されることは現状日本にはありません。
まずはBCNのランキング(全国の家電量販店の売上データからなるランキング)で上位に食い込むことでしょう。
そしてメディアで「バカ売れ!」「売り切れ続出!」などで話題になることが販売台数で勝つことになります。

②auの主力機種として勝つ

いまやiPhone、Xperia、Galaxy、AQUOS、どこのキャリアも同じ機種があり、機種はキャリア選びの決め手となりません。
かつてガラケー全盛期は個性的な機種が各キャリア限定で出ており、その中で輝くINFOBARを始めとしたau Design Project(iida)の機種たちは確かにauを使う理由になっていました。
キャリア間の個性がない今の時代に「INFOBAR xvを持ちたいからauにする!」という声が沢山聞かれれば勝ったと言えるでしょう。

③ユーザーの利用の仕方を変えて勝つ

簡単にいうと「INFOBAR xvを使いたいからスマホをやめる」というユーザー行動をつくれるかということです。
既に情報にあるとおりINFOBAR xvはガラホです。内蔵されているOSはAndoidOSですがauがカスタマイズしたアプリしか使えないなどAndroidスマホと同じ機能がコンパクトに使えるわけではありません。
ぎりぎりまだ利用できるINFOBAR2ユーザーの重い腰を上げ機種変更をさせるのはもちろんですが、
・スマホを使っているけれどLINEくらいしか使ってないしINFOBAR xvにする
・INFOBAR xvとタブレットのセットプランにする
これらの現状とは違う利用の仕方をINFOBAR xvによってさせることができたら勝ちと言えるでしょう。

これまでのINFOBAR(個人的感想強め)

個人的感想強めというのは先述の通りはっきりとしたデータがないからです。
ガジェット好きの僕が見てきたINFOBARのこれまでを思い出してみます。

栄光の初代INFOBAR・INFOBAR2


au Design Projectはここからはじまった。初代INFOBARの衝撃はすさまじいものでした。
INFOBAR xvを手がける深澤直人が手がけ、auらしさが溢れたモデルだったと言えます。
その人気はユーザーの愛着心を深く抱かせ、初代INFOBAR利用者は周波数再編による停波で泣き、INFOBAR2利用者は今でも大切に利用されている方は全国にいらっしゃいます。
そして後にも先にもいち携帯電話を売り出すのにデザイナーがここまで表に出るのはau Design Projectくらいじゃないでしょうか。

時代がINFOBARの個性を薄めたスマホ4機種


2007年9月26日にINFOBAR2が発売され、iPhone3GSの発売でスマホの時代が一気に訪れ、auでは2010年11月26日にIS03の発売とともにスマホに本腰を入れ始めました。
そしてスマホとしての1号機INFOBAR A01が2011年6月30日に発売されました。
AはAdvancedを表し、既に定着しつつあったスマホ画面の固定観念を覆す「これがスマホのINFOBAR」という他機種とは一線を画するホーム画面は製品としての力強さがありました。
その当時まだスマホに踏み込めずにいる多くの人々を動かし、当時から大人気だったiPhoneがソフトバンクでしか取扱をしていなかった市場でauが対抗馬となりうる商品力があったかと思います。

しかしそこからiPhone4sがauで取扱をしはじめたり、XperiaやGalaxyなどが人気を増していくと共に、
カバーの文化が根付きデザインをこだわるのに機種を問わなくなりました。
ご存知の通り選びきれないくらいのiPhoneのカバーがあり、Androidはその柔軟性からホーム画面を好きにカスタマイズできるようになっています。

そこからは迷走といえる時代に。
INFOBAR xvに似ているテンキー搭載のINFOBAR C01、開発をHTCに任せギーク層のウケも狙ったINFOBAR A02、そしてロースペック低価格路線を試みたINFOBAR A03。
シリーズの動向は気にかけていたからこそ感じますが、どれもINFOBAR2までの市民権を得るまでには及びません。
あのINFOBARが最安値ラインで安さを売りにする時代がくるとは、とINFOBAR A03を見て思ったものだし、
INFOBAR C01なんかはヨドバシカメラで機種変更一括1円で売っていたので2台買ってしまった、なんて話が個人的にもあります。
完全に「負け」でしょう。
スマホの時代にINFOBARの個性は個性として輝き続けられなくなりました。

そんなこんなでINFOBARもau Design Project(iida)ももう終わりなんじゃないか、と思っていました。

勝算はあるのか

ということで主題である「勝算はあるのか」。
個人的な見解でいくと「微あり」。
やはり一部のひとを動かすまでにとどまるかと思いますが今回のなにを勝ちとするかという点でいけば、
少なからず初週のBNCランキングではそれなりの位置につけてくるかと思いますし、
あるいは(そんなことがあるのかないのか知りませんが出荷調整などの戦術含め)品切れの話題も聞かれるかも知れません。
INFOBAR2はもう修理受付をメーカーが停止しているのでそのユーザーも動かすことができるでしょう。
スマホユーザーを動かすのは少し難しいかも知れません。動くとしたらよっぽど熱狂的なファンくらいでしょうか。

また個性的な形状ではあるのでいわゆる「インスタ映え」としてインスタユーザーに好まれたりする可能性もあるんじゃないかと思ったりもします。

総評


最後にINFOBAR xv、個性の出しづらいスマホに距離を置き、「INFOBARとはなんぞや」を冷静に考えたモデルだと思います。
市場としてもやはり決してスマホユーザーを大きく切り崩せる程動かせる期待もできないガラホという分野で、
求められている形にこだわり、ファンのためにということに重きを置いたモデルだと思います。
大きな勝ちはないでしょうが「やっぱりINFOBAR」とがっちりファンを繋ぐことができるんじゃないでしょうか。
かのCASIOの人気モデル「G’z oneシリーズ」をその遺伝子を受け継いだ「TORQUEシリーズ」とは違いその個性はスマホで失いかけていますが、
ガラホにてまさに原点回帰、新たなINFOBARの歴史と人気を作っていってほしいと思います。

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